おまけ:特別で大切な存在 ページ20
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榎木「今回メンバーに選ばれました、榎木那津と言います」
…きれい
一瞬女の子かと思ったけど、声のトーンは男。
切れ長の目に綺麗な顔立ち。
俺よりも全然高い身長、掴みやすそうな括れのある腰
やべ、すっごいギュンってきた...
いわふかと仲良いのかな？
仲良くなりたいけど、なんか話しかけづらい雰囲気だし
あ、推しだ。これ。
傍から見てたい。
〜
新しく入った子にオタク化してから、えと、2年は経ちそう。
未だ話せそうにない。
実は、それは俺だけではなく涼太、翔太、阿部ちゃんもそう。
なんか、アニメのような事起きないかな？
？「佐久間さん」
佐久間「え！？」
マジでアニメじゃない？？
榎木「これ、落としましたよ」
佐久間「あ！落としたやつ！まじ、ありがとう」
榎木「...ぁ、はい」
佐久間「あとさ、良かったら、ご飯行かない？」
榎木「ぇ、あー。はい。大丈夫ですよ」
おっと、マジ？？？
おっしゃぁぁぁあ！！！！
〜
榎木「うまぁ」
ほんとに美味しそうに食うな
まじで、酒のツマミにできるよ？
(佐久間さん、20歳になったばかり)
佐久間「ほんとに可愛いねぇ」
榎木「え？あ、ありがとうございます」
佐久間「同じメンバーになれて嬉しいよ。ほんとに。これから仲良くなろうね。大好き」
榎木「あえ？？...///」
褒められ慣れてないのかな？
マジ可愛い〜
榎木「ぁー、佐久間、佐久間...」
佐久間「ん？」
急に俺の苗字呼び始めた...
なんか、すっごい考えてる？
榎木「さくさん！」
佐久間「？それ俺のあだ名？」
榎木「はい」
佐久間「やった！ありがと〜。那津」
俺の新しいあだ名がたった今、目の前のちょー可愛い子から付けられました
〜
佐久間「那津ー！好きー！大好きー」
榎木「...は？」
ほんとに抱きつきたい！
ぎゅっとさせてー！！
榎木「ち、近づくなよ！！」
佐久間「なぁんでよぉ！！」
深澤「いつの間に仲良くなってたの？」
岩本「あれ、大丈夫なの？」
阿部「いいな...」
渡辺「...」
宮舘「仲良く、なりたいな」
岩本「どうにか皆で警戒心解いてやって？」
阿部「あれ、解けるの？」
深澤「どうにかすれば」
宮舘「不確か」
渡辺「俺は、絶対に仲良くなる」(小声)
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