ちょっと昔の話 ページ21
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俺ら7人(厳密には那津が体調不良でいないので6人だが)は、滝沢くんに呼び出された。
滝沢「みんないるか？」
岩本「那津は、高熱だそうです」
滝沢「そうか...。榎木には、後で俺から説明しておく」
大事なお話なら、全員集まってからの方がいいんじゃないか？
深澤「話ってなんですか？」
滝沢「実はだな、Snow Manのメンバーを増員したい」
岩本「増員...」
長いこと7人でやっている。
那津も途中から加入したが、その時はほぼ強制もあったし、Mis Snow Manが無くなってすぐだった。
当時の俺らには那津が必要だったから。
滝沢「後は、7人で話して決めてくれ」
この日は、解散。
明日、那津の体調が良ければ、7人で話し合うことを決めた。
〜🩶side
榎木「増員、ですか？」
滝沢〈あぁ。榎木が加入した時のように、あの3人がSnow Manに必要だと思ったから。早めに回答を出してくれる助かる〉
途中加入。
僕は、このきつさ・辛さが分かる。
当時、Mis Snow Manが無くなったばかりとは言え、ファンからしたらいいものではなかっただろう。
僕は、ママと既に仲良かったから良かったけど、そんな接点は多くない人達だけというのはきっと辛い。
〜
岩本「那津、もう大丈夫？」
榎木「寝て起きたら、元気！」
昨日めっちゃ辛くて、ぽやぽやしてぼーっとして、あの話で頭ぐちゃぐちゃだったけど、ちゃんと元気になった！
佐久間「今日も可愛いなぁ」
深澤「那津の体、あったけぇ〜」
皆相変わらずだなぁ
1日会えなくても寂しいだから
岩本「全員集まったし、話し合おっか」
-
深澤「那津は、どう？」
皆の意見を聞いても、僕の心は変わらなかった。
7人のまんまがいいんじゃない。このままじゃ、デビュー出来ないって事も知ってる。
僕は分かるから、途中加入した時の周り"声"
榎木「...や」
宮舘「那津...」
榎木「いや、だ」
深澤「理由、教えて？」
皆の優しい目・口調が僕の脳内を整理させてくれる。
落ち着こう。大丈夫。どっちに転がってもいいから。
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