ゆっくりと3 fk×mm

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hk｢変じゃないよ？なんで？｣




『もごもごっ…へんなのって…まねされたの』




hk｢そっか、つらかったねそれは｣



『こあいの…みんなこあいっ…』




おしゃべり以外はみんなと同じレベルまで成長してる蓮くん



上手く言葉が言えないだけで、聞いて理解はできてるからこそ





できないもどかしさをバカにされてつらくなっちゃったんだね





hk｢大丈夫大丈夫、蓮くんは変なんかじゃないよ。｣




蓮くんの背中を撫でて膝の上に乗せる




『おしゃべりっ…したいのにっ…』


『だてせんせと、れんしゅしてるのっ…』


『れんも、はなしたいのっ…』



涙ながらにそう訴える蓮くんを見て、心が苦しくなる




hk｢沢山頑張ってるもんね、つらかったね蓮くん。｣




在り来りな言葉しか出てこなくて申し訳なくなってしまう




『こあいとっ…いえないの…』



hk｢そっかそっか、怖いと上手く言えなくなっちゃうのね｣




とんとんしてると落ち着いたのか眠ってしまった




まだまだ赤ちゃんみたいで可愛いな




mr｢失礼しまーすっ、あ、北斗｣



hk｢せめて校内では先生にしてくれる？｣




森本先生から聞いたのは、クラスの1部の男の子が蓮くんの上手く話せないところを真似して笑ったみたい




mr｢できないこと笑うの最低だからな！って怒ってもう反省してるみたいだし、大丈夫だけど…辛い思いさせちゃったなあ〜｣




泣き疲れて眠った蓮くんの頭を撫でて反省中の森本先生




でも、1人でここまで来れたのも成長だよね





また1つ成長したね、蓮くん






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