ゆっくりと3 fk×mm

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『んん〜…』


｢痛いね、よしよし｣




たんこぶが初めてできた蓮は、じんじんと響く鈍痛にうなされている



抱っこしながら保冷剤で冷やしてあげてるけど、ぽろぽろ涙を流しながら俺を見つめる




｢見つめられても治せないんだよ…ごめんなあ｣




あの時、寝かせてあげたらよかったな


結局おでこが痛くて昼寝できてないし




｢ほら、蓮の好きなオムライスだよ、あーんして？｣



ここまでグズグズなのはあんまりないから、今日くらい甘やかしてあげることにした



『あ…おーちぃ…』


｢おいしい？いっぱい食べたら痛いの飛んでくからな、大丈夫大丈夫｣




おでこが痛いながらも完食してくれて
お風呂もゆっくり気をつけながら入って




『あむ…』



ドライヤーで髪の毛を乾かしていると蓮が親指をしゃぶりはじめた



いつもは汚いからだめだよってやめさせちゃうけど
不安だったり悲しい時によるやる蓮の癖



今日くらいは仕方ないか




｢いいよ、ちゅっちゅして寝ても｣




赤ちゃんのように指しゃぶりをしながら俺の膝の上で眠りについた蓮



起こしたくもないし、寝返りうってまた痛めるのも可哀想だし



ソファで寝るか…





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ru｢おはようございます！あれ！蓮くんどうしたのここ！｣


｢おはようございます笑 実は…｣



昨日のことを説明すると、あららら…と先生まで悲しそうな顔



ru｢ちょっと注意して見ときますね！｣



｢はい、よろしくお願いします…蓮大丈夫？｣


『ん！いってーしゃ！』



｢ふふ、行ってきます｣




1日たって落ち着いたのか、ニコニコ笑顔の蓮



今日はケガしないようにな〜笑




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『う〜…あうっ！んん…あうっ！』



｢こら、たんこぶ触らないの！笑｣




たんこぶが気になって触りつつ、手加減がわからなくて痛い蓮なのでした



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