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でも、それはその日だけじゃなかった
山田さんが抵抗しないとわかってから、何かと理由をつけて掃除を押し付けるようになった
山田さんを1人にしておけなくて、毎日一緒に掃除をしてたある日
"今日は…私も家の用事あるから…できないです"
って、初めて山田さんが抵抗したんだ
抵抗っていうか事実なんだけど…
"は？そんなのちょっと遅れたって平気だろ？"
"親に連絡すりゃいいだろ"
一軍たちは引き下がらなくて、山田さんが折れればいいみたいに追い詰めた
kj『いい加減、押し付けるのやめなよ…』
勇気を振り絞った俺の声に、皆が注目した
kj『毎日、山田さんが抵抗しないからって掃除押し付けて、そういうのよくないと思う』
"は？お前に関係ないだろ"
怒りの矛先が俺に向いて、冷や汗が流れる
でも俺がこっちに仕向けたんだ、頑張るしか
kj『自分たちの遊びの予定だって、遅らせれるでしょ？みんなでやって、短い時間で終わればすぐ遊びに行けると思う！…けど…』
なるべく明るく、と思ったけど彼らの目から送られるのはそんなの関係ないみたいなきつい視線で
"ずっと思ってたけどさ、阿部ってなんかズレてるというか…明るすぎてきもいっていうか笑"
"わかる！媚び売りすぎなんだよな〜。蓮くん！翔太くん！っていつも甘えてるし"
"そんなかっこつけるならお前が掃除しといてよ。できるっしょ？"
突然降りかかる俺への悪口に、体が震えるのがわかる
泣くな、泣くな、と念じても目が熱くなってきて
kj『っ…ふ…んん…』
"うわ！何泣いてんの？こんなんで泣くとか赤ちゃんじゃん"
"ばぶちゃんだもんね、かわいそうに笑"
悔しくて、怖くて、泣くなって頭から指令が出てるのに、止まることを知らない
kj『も、やめて、こわ、』
"あ？なに？喋り方まで赤ちゃんなの？"
だんだん俺に近づいてきて、怖くなってしゃがみこんだ
一軍たちに囲まれて、ちょっかいをかけるように頭をつつかれたりほっぺ摘まれたり
どうしよう、と思ってると
『康二くん！』
wt『康二！！』
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はるの - ツイッターをやってない人もいるのでアカウントを作らないと答えを知れないというのは…楽しい作品だったのにとても残念です。 (2022年6月28日 16時) (
レス) id: 3d8f23fec4 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぃ - いつも読み返しております。癒されてます！これからも気ままに更新に来てください。体調に気をつけてくださいね！ (2022年5月8日 11時) (レス) id: f8fcb8a8be (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます。さっくん親子大好きです。 (2022年2月12日 23時) (レス) @page29 id: 5f63c14c7c (このIDを非表示/違反報告)
ミホ(プロフ) - 私は、大好きです！！応援してます。 (2022年1月18日 8時) (レス) @page10 id: 142cb4ce25 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぃ - 色々な意見があり大変だと思いますが、私は好きです。 (2022年1月16日 9時) (レス) id: 501f7929ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミトコンドリア
| 作成日時：2022年1月4日 16時
