19 ページ19
TETSUYAオフィスにて___
「…そういう訳でSnowManが写真集出す事なって、ウチが衣装担当せぇへんかって話が来とるんやけど、Aはこの企画どう思う?」
「写真集ですか!」
* TETSUYAの説明が雑
「その企画で私が康二くんの衣装担当させてもらえるって事ですか?」
「ウチがやるってなればな。ただ今回はこれまでMステなんかでやってきた仕事とは訳が違う。規模がデカいねん」
ピリリとした表情のTETSUYA。こっちにまで緊張が伝わってくる。
「SnowManも4周年を迎えた訳だし、それだけこの企画が重要なんですよね。大事なんですよね」
「そういう事や」
2人とも、いつになく真剣。
Aの表情がキリッと引き締まる。
「だったら、なおさらやりたいです」
言いながらTETSUYAの肩をガシッと掴む。その指先はギリギリと喰い込んで…
「おまえ…痛いねん!康二が絡むとすぐ熱くなるんやから」
「だってこんな素敵な企画に携われるなんて幸せすぎです!SnowManメンバーはもちろん、SnowManを好きなファンのみんなも幸せ。SnowManに係るすべての人たちがみんなハッピーになれるんですよ!!」
「それに…」
指先にグッと力が込められる。
「私にしかできないセレクトでみんなに愛を届けたい」
語り出したら止まらない。
「痛いって…」
「あ、ごめんなさいっ♪」
まだギリギリやってました。
*****
写真集出してくれないかなぁ…
196人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミズ | 作成日時:2024年3月24日 19時