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渡「お前にとっては言うことでもないってことか」


「だから、なんの話?」


渡「目黒の話って言えば思い出すか?」


「告白されたことは言ったじゃん…」




まさか、阿部ちゃんと舘さんとの会話を
聞かれてたとか…?




渡「告白されたことは、ってほかになんかあんの?」


「えっ…と、」





絶対知ってるんじゃん。なんで?やっぱり聞いてたのかな…





渡「告白っていつどこで?」


「それは…この前…、蓮とご飯食べに行ったとき…」


渡「店の中?」


「いや、蓮の家で…」


渡「それだよ、彼氏いんのに普通男の家に上がるか?」


「私の大学の教材を蓮が間違って持って帰ったって言うから、行っただけで…」


渡「だったら玄関でやり取りすりゃいい話だろ」


「ごめん…蓮は、私をそういう目で見てると思ってなかったし、前にも蓮の家行った時は…」


渡「前にもあんのかよ」


「そのときは翔太と付き合う前だったし…ご飯食べるだけで終わったし…」



渡「こうやって隣にいて、」




いきなり私の手を引っ張って、ソファに押し倒しされた。




渡「こうやって腕抑えられたら、逃げれないだろ」





手を動かしてみようとしても、
ビクともしない。

華奢に見える翔太でも、男の力っていうのは強い。





渡「簡単にキスされんなよ…」




さっきとはまるで違う、優しいキスだった。





「翔太……ごめんね、」


渡「勝手にキスした目黒も悪いけど安心しきって男の部屋に入るAも悪い」


「…うん、ごめんなさい、
知らない方が…いいとおもって、」


渡「…目黒が俺に謝ってきたんだよ、知らなかったとはいえ申し訳ない、って、」




私を起こして、また並んで座る。




渡「なんなのアイツ、正直に言いすぎだろ笑」


「…それが蓮のいいところだよ」


渡「うわ、俺への嫌味か?」


「翔太は蓮と真逆だね笑
でも…私はそんな翔太が好きだよ」


渡「…ん、おれも」





「んっ、まって、ちょっとストップ…」




どんどん深く、激しくなるキスに
何かが始まりそうな気がして慌てて止めちゃった。


なんで?みたいな顔してる笑






「…お風呂入りたい」


渡「…一緒に入る?」


「嫌」


渡「今のは絶対いいよってなる流れだろ」


「なんないでしょ」


渡「すみずみまで綺麗にしてきて」


「変態すぎる」





自分の着替えをもって、そそくさとお風呂場に入った。









渡「はー、なんだよ、可愛すぎんだろ…」

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のりぞー(プロフ) - えええーーーー!!Σ(Д゚;/)/なんだか、悲しい…すごく続きが気になりますが、すでに泣きそうで…(>_<)更新、楽しみにしています。 (3月26日 20時) (レス) @page50 id: d71bdacb2a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年2月12日 22時

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