87. ページ38
.
"皆さん初めまして、霧島怜美と申します。"
スタイルがよくて美人。
それだけでみんなが釘付けになったのを感じた。
翔太とは、ただのビジネスパートナーってわけじゃない気がする。
これは、女の勘だけど。
ダメだ、全然話が入ってこない。
気付いたら紹介が終わってた。
目「A〜、生きてる?」
菜「ガッツリ寝てたね?笑
大事な話よ、これ結構」
「これには深い訳があるんですー…
てか、どんな話だったか教えて」
簡潔に聞いたのは、新しい商品が出るからその
ポスターやパッケージ、ロゴなどの原案作成。
菜「販売プランとかも予測してプレゼン大会は、
1ヶ月後。」
「1ヶ月!?」
目「終わってなくても提出期限守らなければ単位あげないってさー
実際、過去に終わらなかった人いるらしいけどプレゼン力エグくて選ばれたらしい」
菜「夢あるよね〜、でもそこまで自信もない」
「さっそくとりかかろう。
資料ちょうだい」
今はとりあえずこれだけに集中して、
翔太とのことは一旦忘れよう。
そのうち言ってくれるはずだし。
最近帰りが遅いから、私も帰りが遅くなったところで問題はない。
それにしても……気になる…。
1時間ほど、作業風景を見たいといのことでここにいるらしく、質問タイムなんかもそれぞれの席でやってる。
菜「あの人、めちゃくちゃ綺麗な人だよねぇ…」
目「うん、あの人の父である社長もめっちゃかっこいい人だよね、何かで見た」
遠くで、彼氏いるんですか!とかそんな質問が飛び交ってる。
"彼氏というか…うーん、まあそういう人はいますよ"
'有名な人?同じ会社とか!'
"同じ会社の人とはそういう関係にはなりません。
最近…というか、業界では結構名の知れた人かも…"
'えっ!気になる!'
"ふふ、作業の邪魔になるといけないのでこのへんで失礼しますね?ひとつ…大きな括りでは同じ業界で働く人、とだけ言っておきます♡また2週間後、来ますので皆さんの進捗状況楽しみにしています!"
まさか、翔太のことじゃないよね…
翔太、何か隠してるのかな。
舘さんに、聞いてみようかな…
606人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のりぞー(プロフ) - えええーーーー!!Σ(Д゚;/)/なんだか、悲しい…すごく続きが気になりますが、すでに泣きそうで…(>_<)更新、楽しみにしています。 (3月26日 20時) (レス) @page50 id: d71bdacb2a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年2月12日 22時