90. ページ41
.
もう何も考えずに実習を集中したプレゼン大会の結果、
見事に1位になった。
目「コンセプトはみんなでいくつか提案して、
みんなでこれだと思うものが一致したのが僕が提案したものでした。
商品のいい所を全面に出しつつ、理念や個人のそれぞれの思いを乗せきった広告になってると思います。」
菜「そして、イメージをあえて逆転することにより、
興味をそそり、さらに購買意欲を増進させる効果を出しました。」
2人とも物怖じせずにしっかりと伝えている。
これは練習してたからね。よかった、このまま終わりそう。
怜美「このチームの意見は良くわかりました。
どれも素晴らしくて、うちのスタッフの満場一致であなたたちのに決まりました。おめでとう!」
目「ありがとうございます!」
怜美「それで…そちらの…あなたからも何かこのプレゼンついて聞きたいです」
「私、ですか…?えっと、この2人が話したようなことで全てなんですが、」
怜美「では、あなたの意見はないということですか?」
「えっと…」
菜「…いえ、そうではありません。
根本的なコンセプトや発送などは私たちが考えて、それにそってデザインを考えていますが色合いやその言葉などはこの白石が考えたものです。」
怜美「そう、ありがとう。
それでは3人とも、今後のことをまたうちの会社のスタッフからお知らせしますので、今日のところはこれで終わります。お疲れ様でした。」
そして、会社の人たちが行ったあとの教室では。
「菜月ありがとうーーーーーーーーー」
泣きそうになりながら、抱きつく私。
蓮が笑いながらこっちを見てる。
菜「ちゃんとAのことも分かってもらえて良かったよ」
目「なつきちが言ってなかったら俺が言ってたと思うし、とにかくお疲れ様。どっか快気祝いで食いに行こうぜー」
「あ、ちょっと待って…」
舘さん1ヶ月お疲れ様。
結果も聞きたい気持ちがあるけど…とりあえず今日は帰っておいで。お友達も連れてきていいから。
そろそろ俺に顔見せに帰って来て?
康二も寂しがってたし、お疲れ様会しよ!
「あ、ねえ、蓮、菜月…」
舘さんの言うと通り、菜月と蓮を連れて家に帰ることにした。
どうせ翔太は帰ってこないだろうしね。
605人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のりぞー(プロフ) - えええーーーー!!Σ(Д゚;/)/なんだか、悲しい…すごく続きが気になりますが、すでに泣きそうで…(>_<)更新、楽しみにしています。 (3月26日 20時) (レス) @page50 id: d71bdacb2a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年2月12日 22時