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120. ページ22

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そのまま電話を切って、下に降りるとまだみんなは中庭で楽しそうにしている。




「よしっ」





私はそのまま家を出た。





行き先は、菜月とよく語っていた公園。

結構大きめの公園で、そこでも階段が急な展望台のようなところでよく夜に2人でたそがれていたところ。





「やっぱりいた…、よかった」


菜「A、どうして、」


「蓮から聞いたの、びっくりした。でもよかったここにいてくれて」


菜「…最低なこと言っちゃったんだ」





きっかけはささいなことだったけどいろんなことがチリツモで爆発しちゃったらしい。


菜月に隠れて、蓮に見つけた報告をした。

これでラウちゃん連れてきてくれるはず。



少しして落ち着いたのか、話してくれた。





菜「ラウ悪くないのに、大嫌いって言った」


「うん」


菜「私の勘違いだったのに何も言わないで全部受け止めてくれて」


「うん」


菜「ラウ、もう私のこと嫌いになっちゃったとおもう」








ラ「嫌いになるわけないじゃん!!」


菜「ラウ…!」


ラ「勘違いさせるようなことしたのは俺。悪いのも俺。
菜月が不安に思ってること、知れてよかった。
ごめん。」


菜「わたしも大嫌いとか言ってごめん…」


ラ「Aちゃんありがとうね、見つけてくれて
めめも助かった。」


「よかった、何も無くて!」


目「気をつけて帰れよ笑」







2人は何事もなく寄り添って帰って行った。





「よかった、ほんとに…雨降ってたら最悪だったね笑」


目「A、急に電話切るなよな、暗い中ひとりで歩くなって何回も言ってんのに
シェアハウスのみんな知ってんだろうね」


「…菜月のことほっとけなかったんだもん
それにみんな私がいなくなったことに気付いてないと思うし。というか帰ったことにすら気付いてないよ笑
ほら、連絡なし」





家を出てから見てなかったスマホは、家を出たときのまま、通知はゼロ。






目「ねえ、俺ってそんなに頼りない?
なんかあったのは雰囲気で分かるけど元気ないし」


「蓮にこれ以上迷惑かけたくない」


目「俺Aになら迷惑かけられてもいいもん」


「だから、そんなこと簡単に言ったらダメだよ」


目「Aだから言うんじゃん。それ貸して」


「あ、蓮…」


返されたスマホの画面には、私の不意の写真と
メッセージを送ったあと。



A早くしないと連れて帰っちゃいますよ

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ゆきだるま@omi(プロフ) - 気付かずにすみません、ご指摘ありがとうございます!💦 (3月28日 1時) (レス) id: e0493104b1 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ - 正しくは『外し忘れてますよ💦』です。実在してる方のお名前をお借りしている以上、外すのがマナーとなっておりますのでご協力のほどをよろしくお願いいたします🙏 (3月27日 20時) (レス) id: c5e9355c9b (このIDを非表示/違反報告)
しぃ - オ/リフラ外して忘れてますよ💦 (3月27日 19時) (レス) id: c5e9355c9b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年3月27日 17時

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