*なぎあべ ページ31
メンバーの阿部はとてもあざとい。
阿部「A〜、何してるの?」
たったこの一言だけでも、首をコテンと傾げるとあざとさは100%だ。
『写真整理。』
阿部「…ほぼ俺らじゃん。」
『つい撮っちゃうんだよね。』
阿部「俺らのこと大好きだもんね〜?笑」
『うん、超大好き。』
阿部「そういう素直なところ顔も相まってかっこいいからやめて。」
『あははっ!笑 阿部から先に仕掛けてきたのに笑』
私はメンバーの写真を撮るのが好きだったりする。
康二ほど本格的ではないけど、スマホでつい撮ってしまう。
阿部「?今撮った?」
『うん。撮った。』
阿部「何もしてなくない?」
『何もしてない自然体な阿部を撮りたくなったの。』
阿部「それ盗撮と同じだからね?」
『…じゃあ消す。』
阿部「消さなくてもいいけど!」
『笑笑』
あざとい阿部だが、実はメンバー1頭が良い。
頭が良いくせに、とことん抜けてる所がある。
『阿部、またどうせチケット忘れるから預かっとく。』
阿部「ありがとう〜!」
佐久間「親じゃん。」
『お前またインキーしやがって…』
阿部「ごめん!!」
『マジで次から部屋出る時は私か誰か呼べ。鍵の確認するから。』
阿部「いや、それは申し訳ない…」
『インキーされる方が困るんだよなぁ。』
阿部「ごめぇん…」
『阿部こっち。あとマイク忘れてるから。』
阿部「わ!ごめん、ありがとう!」
深澤「またやってる笑」
『阿部、鍵。』
阿部「持った!!」
『よし、偉い!』
目黒「甘やかしすぎじゃない?」
阿部は忘れ物が圧倒的に多く、その確認などを私がやってる。
そのせいでメンバーからは阿部の親などと言われたりもする。
阿部「えっと…ママ?」
ふざけだろうがネタだろうがそう言ってきた阿部はめちゃくちゃあざとくて腹立ったのは今でも覚えている。
佐久間「まぁ阿部ちゃんがあざといおかげでAのかっこよさが引き立っちゃうんだよねえ。」
阿部「別に俺は狙ってないのよ。ただAに甘やかされてるだけ。」
『…え?私が悪いの?』
阿部「ウソ、俺が遠慮無しに甘えてます!」
『はい逮捕。』
渡辺「死刑。」
阿部「酷くない?」
佐久間「まー阿部ちゃんは頑張ってA離れしてね。」
『親離れみたいに言うな。』
阿部「…まだまだ甘えちゃダメ?」
『良いよ。』
「「爆笑」」
私はこれからもずっと阿部のあざとさには弱い。
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愛結(プロフ) - 私は凪ちゃんのスカート姿見たいよ!見たいよおお!! (4月3日 14時) (レス) @page47 id: 6e8b454d13 (このIDを非表示/違反報告)
愛結(プロフ) - もう尊い。その言葉に尽きる。いつも楽しみにしています!更新ありがとうございます! (4月3日 14時) (レス) @page46 id: 6e8b454d13 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ(プロフ) - 読み始めたばかりですが、とても読みやすいし面白かったです!作者様のペースで更新してくれたら、とても嬉しいです!更新待ってます! (3月20日 2時) (レス) id: 0f350c242c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なーー | 作成日時:2024年3月14日 11時