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SnowManが結成された7年後。
関西ジャニーズJr.の向井康二、宇宙Sixの目黒蓮、少年忍者の村上真都ラウールの3人が新たにメンバーとして加入した。
『…これもしかして私怖がられてる?』
こそり、と涼太に聞いてみると涼太は何も言わず笑った。
『笑うなおいコラ。』
阿部「そういう所じゃない?」
『え、ガチで?』
私は新メンバーの3人に距離を置かれる。
声をかければ答えてくれるものの、目は合わないし、見るからに肩が上がって緊張してるのがわかる。
まぁ、次第に慣れてくれればいいか。
岩本「大丈夫かな…」
『大丈夫。気長に待とう。』
岩本「…俺、Aのハッキリ言うところすげー安心する。」
深澤「Aの大丈夫は本当に大丈夫だからね。」
3人が加入してから数日後。
レッスンの休憩中、飲み物を買いに行こうとすると泣いてる康二くんを見つけた。
レッスン中、なかなか上手くできなくて悔しかったのかな。
そう思いながら自販機でスポドリを2本買う。
『康二くん。』
向井「!…あ、これは、ちが、」
『大丈夫。焦らなくても置いてかないから。』
無理に泣きやもうとする康二くんの手を止め、しっかり目を合わせてそう言った。
向井「がっごええ〜〜〜!!!」
『…え?』
向井「俺、ずっとAちゃん憧れでッ、一緒のグループなれて、嬉しくて、頑張ろうって…!!仲良うなりたいのに、女の人との距離感わからんくて、レッスンも足引っ張ってぇ、今も泣いて情けないとこばっか見せてもう嫌や〜!!」
康二くんの発言に、正直戸惑ったが、とても嬉しかった。
今までの行動の意味も理解して、ホッとした。
『情けなくなんかないよ。悔しくて泣けるのは君が良い人だって言う証拠だ。』
向井「ッ………」
『でも、休憩の終わりも近いし頑張って泣きやもうな。』
そう言って康二くんの涙を拭ってやると余計涙が溢れた。
向井「ごめんなさい…!!」
『わはは!謝らなくても困ってないから大丈夫!とりあえず水分取ろうか!』
向井「ありがとうございます…!!」
結局休憩中には戻れず、少し遅れてレッスンに参加した。
『ごめんごめん、話盛り上がって止まんなくなっちゃった。』
渡辺「珍しい。何話してた?」
『翔太がバカって話。』
渡辺「何でだよ!!笑」
『んで、ツボり過ぎて康二が泣いちゃってさ〜。』
向井「!そうやねん!Aちゃんめっちゃおもろくて〜!」
岩本「ほら!笑 再開するよ!笑」
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愛結(プロフ) - 私は凪ちゃんのスカート姿見たいよ!見たいよおお!! (4月3日 14時) (レス) @page47 id: 6e8b454d13 (このIDを非表示/違反報告)
愛結(プロフ) - もう尊い。その言葉に尽きる。いつも楽しみにしています!更新ありがとうございます! (4月3日 14時) (レス) @page46 id: 6e8b454d13 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ(プロフ) - 読み始めたばかりですが、とても読みやすいし面白かったです!作者様のペースで更新してくれたら、とても嬉しいです!更新待ってます! (3月20日 2時) (レス) id: 0f350c242c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なーー | 作成日時:2024年3月14日 11時