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らうーるのねつ。2 ページ23


青side

俺が運転する車に乗ってラウールを病院へ。

車椅子のまま乗れるようになってる。

でも1台しか乗せられないから涼太はお留守番。

その代わりに照が来てくれた。


この熱はやっぱり褥瘡からの感染症が原因だったらしい。

褥瘡はそこまで酷くなってないから大事をとって1晩入院するだけで熱下がれば明日には帰っていいって。


黄「よかったな、早めに気づけて。」

白「うん、舘さんに感謝だぁ」

青「そういや、親御さんに連絡しなくていいの?」

親御さんというワードを出した途端ラウールの顔がくもった。

青「…ラウ?」

白「あぁ、うん。大丈夫。一人暮らしなんだよ僕」

一人暮らし?
俺でも出来ないのに、、?

青「普段、、生活どうしてんの」

白「出来ないことはヘルパーさん呼んでやってもらってる」

黄「…大変だな、、」

俺が引っかかっているのは一人暮らしをしているところじゃない。

親だ。ラウールの家族。

もしかして…身寄りがいないのか…?

でも変に突っ込んだ話をして傷つけてしまったら…

黄「、、た、しょうた!」

青「あ、ごめ。」

黄「とりあえず俺らは帰るわ。ゆっくり休めよ?」

白「うん、ありがとう」

ーーーーーーーーーー

事務所に戻る車内。

青「なぁ照…」

黄「ラウールだろ?」

青「あぁ、複雑なんかな…」

黄「聞きにくいことだけど…
知っておかなきゃいけない気がする」

青「だよなぁ。しかも車椅子なのに一人暮らしって絶対大変すぎるだろ。」

黄「だろうな。俺らでさえ大変なんだからさ。」

青「誰もラウールと接点あったやついないよな?」

黄「いないな。でも目黒とか結構仲良くしてるよな?」

青「確かに。聞いてみるか。」

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塩麹 - 面白かったです。話の続きが読みたいです。頑張ってください。 (2021年7月10日 21時) (レス) id: db16e507d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆぴ | 作者ホームページ:http://yupinoohanashi  
作成日時:2021年6月23日 23時

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