こんな俺らでも。 (ページ35)

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ふっかが眠れない理由。4 ページ35

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紫side

目を覚ますと布団をかけられて自分のベッドで寝ていた。

俺が起きたことに気づいためめは心配そうに俺の顔を覗いた。

黒「ふっかさん、大丈夫？」

紫「ん、、ごめ、」

黒「岩本くん呼んでくる」

照が来てくれたのか。

黄「ふっか、どう？体調は」

紫「んー、さっきよりは。」

黄「ただの寝不足じゃねぇだろ」

紫「…うん、幻肢痛。」

げんしつう？

黒「げんしつうって？」

黄「無い足が痛むんだ。」

紫「それで寝れなくて…」

黄「もっと早く相談しろよ」

紫「だって、、どうにも出来ないじゃん。
照だってわかるでしょ、この痛みとツラさは！！」

ふっかさんが、怒ってる、、

初めて見たふっかさんの姿に少し身体が震えた。

黄「わかるけど、倒れるまで我慢する必要ねぇだろ。」

岩本くんも怒ってる…？

どうしよう、こういう時ってどうしたらいいの？

黄「さっきまで目黒は俺が負担かけてるって自分のこと責めてたんだからな。一緒に住んでる以上、放っておく訳にはいかないだろ」

紫「それは…めめ、、ごめん。めめのことは迷惑なんて思ってない。」

よかった、、俺のせいじゃなかった

やっと頭の整理が着いてきた。

ふっかさんが倒れてからひとりでパニックを起こしてたことに今気づいて今落ち着いた。

黄「病院行こう。先生に相談しよ、なにか方法があるはずだから。」

バタバタと用意をする岩本くん。

俺も行こうとしたけど、
ラウールとお留守番することになった。

病院から帰ってきたふっかさんはさっきよりも元気そうで安心した。

治療薬とか方法とかは明確じゃないけど、

色んな方法を試すみたい。