ふっかが眠れない理由。5 ページ36
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黒side
その日の夜、自分のベッドで寝ようとしたとき。
部屋のドアが開いた。
紫「めめ、入っていい?」
黒「いいよ、どうしたの?」
紫「ちょっとお話。」
なんだろう、お話って。
ふっかさんは俺の布団に潜り込んで話を始めた。
紫「まずは心配かけてごめんね。
俺、我慢しちゃうんだわ。
ギリギリまで、ていうか倒れるまで。
照にも病院行くまでの道のりで怒られたの。
あとね、目黒はよくふっかの事見てるから目黒に感謝しろとも言われた。
体調悪いって気づいたのめめが最初だって。
ありがとね。」
黒「うん、」
ちょっと照れくさい。
紫「これからもよろしくね。」
黒「こちらこそ。」
ふふっと照れた顔をお互い隠した。
少し経って顔を布団から出してみるとふっかさんはもう夢の中。
早くない?
って心の中でつっこんじゃった。
ゆっくり朝まで寝れますように。
そう願って俺も目を閉じた。
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塩麹 - 面白かったです。話の続きが読みたいです。頑張ってください。 (2021年7月10日 21時) (レス) id: db16e507d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆぴ | 作者ホームページ:http://yupinoohanashi
作成日時:2021年6月23日 23時